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2009年04月05日
『春の訪れ』
桜の開花宣言が発表されてから、松山は寒いですね。
普段は開花宣言の1週間後くらいに桜は満開になるそうですが、未だに5分咲きくらいです。毎年のことですが、桜は私達の心を惑わします。例えば「桜は咲いたのかしら?」から始まって「今は5分咲きですね」・・・「もうすぐ満開ですね」・・・「桜が散り始めましたね」・・・等など、桜の咲き方で話が盛り上がり、雨など降ったら桜は大丈夫かしら??と心配になったりします。
例年より早く咲いた今年の桜は、4月の入学式を見守るためにゆっくりと満開の時期を延ばしてくれているのかもしれませんね。
さて、3月は別れの時期であったり旅立ちの時であったりしますね。旅立つ若い人へのはなむけの言葉に添えて粋なプレゼントを贈った大学があります。
記憶に新しいことですが、昨年のノーベル物理学賞を受賞された益川敏英教授は現在、京都産業大学にお勤めです。その京都産業大学がとても素敵なプレゼントを全学生に贈ったのです。それは、益川教授のノーベル物理学賞受賞を記念し、約1万2000人にのぼる今年度の卒業生と在学生全員(大学院生を含む)に、ノーベル賞の金メダルをかたどった「ノーベルチョコレート」を贈りました。「ノーベルチョコレート」は昨年12月の授賞式の際、益川教授がお土産に600個をまとめ買いして話題になったものです。ノーベル賞創始者のアルフレッド・ノーベルの横顔が描かれ、金色の紙で包装されているチョコレートです。京産大はノーベル博物館より1万6000個を取り寄せ、21、22日の卒業式と26、27日の在学生向けガイダンスの際、坂井東洋男学長のメッセージ入りの赤い小箱に入れて贈ったそうです。
チョコレートを贈ろうと決めた大学って素敵ですね。何故なら、春にチョコレートを贈る習慣があるのです。
キリスト教のお祝いにイースター(復活祭)があります。イエス・キリストの復活を祝うこのお祭は、クリスマスに次いでキリスト教圏では大きな祝日となっていますが、その起源はそれよりももっと古く、一般に春を迎えるお祭りとして様々な地方で行われていたものだそうです。その、復活祭に欠かせないのが、イースター・エッグです。卵の殻に鮮やかなペインティングをして、美しく包装したゆで卵を出す習慣があるそうです。この習慣のいわれは卵からヒナが生まれることを、イエスの復活に結びつけたものといわれていますが、起源はもっと古いとのことですから、長い冬が終わり草木が新たに芽吹く、春の喜び、生命力を表しているとも言われています。
ヨーロッパ各国でイースターのお祝いは卵型のチョコレートを贈るというしゅうかんがあるそうですが、フランスの家庭では子供たちのために大人が庭に卵のチョコレートを隠し、子供がこれを探して遊ぶ、という伝統的なパックのゲームをするそうです。
イースターのお祝いが過ぎた頃から、春の気配が感じられる気候になって来るそうです。
私達の桜と同じように、春の訪れを世界中の人が喜ぶのですね。
その喜びは、チョコレートと一緒に子供達の記憶に心地よいものとして残るのです。チョコレートにしても、花見弁当にしても、心地よい記憶とともに残る事が素晴らしいことですね。
食育は、頭で行なうことではありません。楽しい記憶とともに身体が覚えることだと思います。
新年度のスタートで思うことは、これからの食育活動は楽しみながら、心地よさと共に、大切なことを大切だと素直に思うことができる活動を目指していきたいと思います。
環境問題や食の安全性の問題など、心地よく思えないことが多い現代ですが、それでもきっと春はやってくると信じ、春を感じる気持ちは絶やさないようにしたいですね。
投稿者 yoshikei : 2009年04月05日 22:27
