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2010年07月30日
『熱中症予防と夏バテ予防!』
暑い日が続きますね。
7月は連続真夏日が続いていましたが、月末になって雨模様となり少し緩和されました。あまりの暑さに夏空も夏バテを起こしたのではないかと思いました。
毎年、この季節になると熱中症の話題になります。
熱中症は防ぐことができるものです。重篤になる前に予防をしておきましょう。
そのために、まず熱中症を理解しておきましょう。
熱中症は高温・高湿の環境下で体温が著しく上昇したり、あるいは脳への血流、体内の水分や塩分が著しく不足するなどが原因で「めまい」、「頭痛」、「吐き気」などの症状をひき起します。このような症状がみられたら、たとえ症状が軽いと思われる場合であっても、医師の診察を受けるようにすることが大切です。また、熱中症は屋外、屋内を問わずなってしまうことがあるのです。
☆熱中症にかかりやすい人を挙げると
①体力の弱い人②肥満者③体調が悪い人④暑さになれていない人⑤我慢強くまじめで引っ込み思案な人などだそうです。
☆熱中症の起こりやすい環境や活動の条件などは
①急に気温が上がった時 ②梅雨明けをしたばかりの時③気温はそれほどでなくとも、湿度が高い場合 ④休み明けや練習の初日など ⑤練習が連日続いた時の最終日前後です。
熱中症予防には、環境条件を把握して、それに応じた運動を行い、加えてきちんと水分補給をすることが大切です。この水分補給は「のどが渇く前に飲む」ことが大切なのですが「のどが渇く前」というのはわかりにくいので15~20分に1回はコップ半分程度の水分を補給するようにしたら良いと思います。
さて、暑いから日中は外に出ないようにしてエアコンが効いた部屋で過ごしてばかりいると、『夏バテ』症状が出てきます。
夏バテにははっきりとした定義があるわけではありませんが、いくつかの特徴的な症状を総称して「夏バテ」と言うようです。
代表的な症状には食欲不振、消化不良、倦怠感、下痢などがあります。
胃腸症状だけでなく、メンタル面まで含めて夏バテの症状はたくさんあります。これらの症状をまとめて夏バテというわけです。
夏バテは、暑い夏の日差しと過度な冷房などによる室内の温度差によって自律神経が乱れ、加えて冷たい飲み物の摂り過ぎなどで脳が『疲労感』を感じてくることが主な原因のようです。今年は残暑も厳しくなりそうですから、今から対処したいですね。
食べ物で疲労回復をはかるのであれば、『うなぎ』や『酸味の効いたもの』『辛味のあるもの』また『旬の夏野菜』は良く知られていますよね。
最近の研究結果で『鶏胸肉』や長時間連続した運動を必要とする『マグロ』『カツオ』などの骨格筋中に多く含まれるイミダペプチドには疲労予防効果のあることがわかりました。
鶏の胸肉や赤身の魚を食べて疲労を予防し、もし疲れてしまったら昔から知られている疲労回復効果のある食べ物を食べて、暑い夏を乗り切るなんていかがでしょう。
投稿者 yoshikei : 11:43
2010年07月19日
『テーブルで料理』
今年の梅雨は、ずいぶんたくさん雨が降りますね。
松山地域は毎年渇水が心配な地域ですが、今年は長梅雨の影響で水位が上昇して被害が出ました。皆様のお宅は大丈夫でしたか?
と言うのも、松山の城山が崩れて、正岡子規と夏目漱石が一緒に暮らした愚陀仏庵が崩れてしまったのです。このニュースはショックでした。
正岡子規と夏目漱石が一緒に暮らしたのは松山でも街中の2番町だったそうですが、空襲で焼けてしまい、復興して城山に移築したものが山崩れで潰されてしまったのです。
松山に住んでいると、なかなか意識することがありませんが、治水の重要さを痛感する今年の梅雨ですね。
さて、食のことになりますが・・・またまた、野菜の価格が高騰しています。
これほど雨が降ると野菜の栽培も難しいですね。
まず、虫が飛ばないので受粉ができないそうです。その上、太陽の恵みが減っているので成長がなかなかできない状態が続いているのです。
このような状態になると、天候が不順になっても安定的に野菜などが供給できるような生産体制を作って、ニッポンの食料自給率をあげよう!って思います。
決して野菜を工場で作ることを奨励しているわけではないのですが、知恵を出し合って現状を乗り切ることを考えないといけない時が来たと思います。
さて、もうすぐ夏休みになります。
また、梅雨の最中なのでその気になりにくいですが、皆さんのご家庭でも夏休みの計画も立てている頃だと思います。
その中に是非、食卓でできる食育・・テーブルで料理を提案します。
以前、親子で一緒に料理を作ることが子供の脳の活性化につながる・・ということを紹介いたしましたが、夏休みの間に、ぜひ実践してみましょう。
親子で料理をすることに関して、約90%の方が必要だと考えているという調査結果がありました。
また、より幼い時期から高い頻度で料理をしてきた家庭は子供の成長とコミュニケーションの面でよい効果があらわれているとの結果も明らかになりました。
「食」を「子供の能力育成の機会」ととらえて、生活体験や五感の育成を求める親の意識がみられるようにもなりました。
食育を「生きる力を育むもの」として、親子の料理教室を考える『親の世代』が多くなり、親子料理はその重要な鍵を握るものをいえるようになりました。
≪親子料理教室の実態としては≫
●約9割が母と子で料理をしたいと思っている。月1回以下とそれ以上が半々
●親子料理のきっかけのトップは「子どもが食に興味を持ったため。」
●約7割の子どもが料理に興味あり。はじまりは5歳がピーク。
●子どもがやりたがる調理は「切る」「混ぜる」「焼く」
●親子料理の効果は、「子どもの成長」と「コミュニケーション増加」
親子料理をしない理由は、「かえって手間」ということです。
子供が「食」に興味を持ってくれたところで一緒に料理をする機会を持つことを今年の夏休みのテーマにしていただけると楽しいと思います。
子供と一緒に料理をするのは『手間がかかる』と敬遠しないで、平日は忙しいと思いますが、休日の時間があるときに「コミュニケーション」との考えで楽しんでくださいね。手巻き寿司を巻くだけでもいいですし、餃子のタネを親子でまぜまぜして皮に包んでみるというのも、夢中になる子供が多いものです。
夏休みが終わる頃には、『食べ合わせの問題』とか『野菜の旬』についてなど、子供の知識になることを伝えていけるようになると素敵ですね。
投稿者 yoshikei : 15:38
2010年07月02日
『ワールドカップの陰の力・・食卓の和』
南アフリカで繰り広げられているワールドカップで寝不足な日が続きますね。
日本のサムライブルーのメンバーの爽やかなプレーは先日のパラグアイ戦で終わってしまいましたが、私たちに残してくれた感動はいつまでも残るものです。特に、子供たちの心には深く刻まれたことと思います。
今回のメンバーはとてもチームワークが良く、パラグアイ戦の延長に入っても誰一人歩いている選手はいませんでした。自分達の目標に黙々と挑んでいる姿は、サムライブルーの真骨頂でした。
できるならば、もう少しこのチームの試合を見ていたいと思いましたね。ベスト16で終わりましたが、本当に清々しい選手たちでした。
もうすぐ、選手たちは日本に帰ってきて「日本食」を食べることになるのですが、南アフリカにはシェフが2名帯同し、食材もかなりの量を日本から持ち込んで、選手に食事を提供していたそうです。
代表チームはスタッフ含め総勢約50人の大所帯です。5月21日に国内合宿を開始、スイス合宿を経て、南ア国内を転戦していました。この間、食事を準備してきたのが2人のシェフです。シェフが帯同するようになったのは6年前に中東で行われたアテネ五輪予選からです。当時、選手の大半が体調を崩したことから食事の大切さがわかり、シェフが日本代表チームに帯同するようになったそうです。
今回、食事の面で代表選手たちの体調管理は順調で、チームキャプテンの川口能活選手は「食事は一番の楽しみ。暑かった前回のドイツW杯と違い、みんなよく食べることができている」と話していました。
メインシェフの西さんは、普段、福島県のトレーニング施設「Jヴィレッジ」の総料理長を務めている方だそうで、今回用意した食事は、ご飯にみそ汁、魚・肉料理やサラダなど、選手たちも食べ慣れたメニューでした。シシャモやホッケ、漬物やふりかけを日本から持参し、梅干しは和歌山県から4000個もの差し入れを受けたそうです。また、高地での試合に備えて、鉄分が豊富なヒジキやきな粉、熊本の珍味「水前寺海苔(のり)」も多く持ち込まれたとのこと。開催地の南アフリカは冬!試合を見ても長袖で試合に臨んでいる選手もいたほどでしたね。そこで、選手に出されたメニューは寄せ鍋やチゲ鍋、ラーメンなど体が温まる料理や、開幕前にはお好み焼きも取り上げられたそうです。現地の人は初めて見るお好み焼きに驚いたでしょうね。形としてはパンケーキですが、甘くないのですから・・・。でも選手には大層好評だったみたいです。そのお陰で元気にプレーができたのかも・・・なんて思います。
今回のワールドカップでは岡田監督が「食卓改革」に乗り出したとのニュースを読みました。メンバーの選考前の大切なスタッフ会議の時に提案されたのです。内容は食事会場での雰囲気を良くするためのアイデアを各コーチに出すように求めたとのこと。
前回のドイツ大会は夕食のみ全員で同じ物を食べたけれど、朝と昼は自由でバラバラだったそうです。自然とチームはバラバラになり、それぞれのテーブルで淡々と食事をしていたことを聞いた岡田監督が「食卓改革」でチームの和づくりを考え、一枚岩となってベスト4に突き進むために『食事の場』の大切さを考えたのだと思います。
試合の前に円陣を組みますが、3度の食事の時に一緒に円陣を組むのと同じように「同じ釜の飯を食べる」ことで結束力が高まったのでしょう。
その結果が、とてもよいチームを作り上げたことになると思うのです。
今回の感動の陰に、一緒に同じ物を食べるという考えがあった事実に岡田監督の「食」を大切に思う気持ち、人間としての豊かさを感じました。
一緒に同じ物を食べることを大切に・・家族でもう一度考えてみたいですね。
投稿者 yoshikei : 16:18
