16.ゴックン期(5-6ヶ月)(01/06 17:33)


●1月9日(月)
今日は、チキンクリームシチューからじゃが芋と人参をとり分けて使いましょう。じゃが芋と人参は皮を剥いて、軟らかく茹でます。調乳したミルクを加えて、ミルク煮にしてあげましょう。この時期に使える野菜は一般的には、軟らかく煮たり茹でたりできるものなら大丈夫です。ごぼうなどのような香りやアクの強いもの、繊維の多いものは不向きです。

●1月10日(火)
今日は、具だくさんなめこ汁から白菜と人参をとり分けて使いましょう。白菜は芯の部分を軟らかく茹でてから、スプーンの背などを使って中身を押しだして下さい。人参も茹でてすり潰します。それぞれだし汁で濃度を調節しましょう。離乳食は赤ちゃんの様子を見ながら、あせらずゆっくりとすすめていってあげましょう。この時期はスプーンから口に入った離乳食を上手く飲み込むことができるようになればOKです。

●1月11日(水)
今日は、温野菜のタルタルソースからブロッコリーとかぼちゃをとり分けて使いましょう。ブロッコリーは花蕾の部分を軟らかく茹でてすりつぶしましょう。かぼちゃは皮を厚めにむいて、軟らかく茹でてすりつぶしましょう。濃度の加減はだし汁や調乳したミルクで調節して下さい。離乳食を食べ始めたばかりのこの時期は離乳食の味や舌ざわり、飲み込むことに慣れさせるのが主な目的になります。

●1月12日(木)
今日は生揚げと大根の煮ものから大根と人参を使います。それぞれ軟らかく茹でてからすりつぶしましょう。赤ちゃんの離乳食の進み具合を見ながら、溶いたミルクやだし汁を加えて濃度を調整して下さい。赤ちゃんが口にしやすい「人肌ぐらいのあたたかさ」を目安にしながら、熱すぎたり冷たすぎたりしないよう、食べ物の温度にも気をつけてあげましょう。

●1月13日(金)
今日は牛しゃぶ鍋から豆腐と白菜をとり分けて使いましょう。豆腐は茹でてすり潰します。白菜は芯の部分を軟らかく茹でてから、スプーンの背などを使って中身を押しだして下さい。それぞれ、だし汁でドロドロのペースト状になるように伸ばしてあげましょう。
初期のこの時期は粒が残らないようにすりつぶして、ドロドロにしてあげて下さいね。食べ始めの赤ちゃんはポタージュ状、慣れてきたらジャム状を調理形態の目安にして下さい。

●1月14日(土)
今日は、長崎皿うどんからキャベツともやしをとり分けて使いましょう。キャベツは芯の部分を使い、茹でてすりおろします。もやしは根と芽を除いて茹でます。みじん切りにしてからすり潰しましょう。だし汁を加えて濃度を調節しましょう。この時期の赤ちゃんの口の動きは舌を前後に動かしてのどの方に送り込み、唇を閉じて飲み込む動きになります。そのため「ゴックン期」とも言われます。

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