843.モグモグ期(7-8ヶ月)(01/04 22:46)


●1/14(月)
今日はチキンときのこのクリームシチューを大人用に煮込んだものを牛乳やシチューミックスを加える前にとり分けましょう。食材は3mm位のみじん切りに刻み、調乳したミルクで煮込んでミルク煮にしてあげましょう。きのこは繊維が多くすりつぶしにくいため初期には向きませんが、やわらかくゆでて細かく切れば、中期の後半からは使えるようになりますよ。すべての材料を2mm程度のみじん切りにしていっしょに使ってもOKです。舌と上あごでつぶせる豆腐くらいの固さが目安ですよ。このころの赤ちゃんはお母さんからもらった免疫が少なくなり、熱を出したり下痢をすることもあります。具合が悪いときは無理に食べさせないでね。様子をみながら離乳食もゆっくりすすめていきましょう。

●1/15(火)
今日はあっさり和風麻婆をアレンジしましょう。中期は舌と上あごですりつぶして食べる時期なので、唐辛子を除いた材料を2〜3?o程度の角切りにして、豆腐と同じくらいの軟らかさまで、だし汁で軟らかく煮ましょう。仕上げに大人用に用意した水溶き片栗粉を加えてとろみをつけると、食べやすくなりますよ。味付けはしなくてOKです。一回の食事量の目安は、お粥が大さじ10杯・魚、肉、卵などが大さじ1〜2杯・野菜、果物が大さじ2〜3杯程度です。食べる量には個人差があるのであくまでも目安になります。楽しくすすめていきましょうね。

●1/16(水)
中期に入ると食べられる食品の数が増えますね。少しずつ慣らしながら、色々な食べ物のおいしさを教えてあげましょう。焼き肉のっけビビンバで使う錦糸卵は、そろそろ後期へと進んでいる赤ちゃんなら裏ごしすればOK!中期に入ったばかりの赤ちゃんには固ゆで卵の黄身をつぶしたものがおすすめです。きのこスープのキャベツ、人参、玉ねぎを3mm程度のみじん切りにしてだし汁で煮込んだものに加えてあげましょう。中期は舌と上あごでしっかりすりつぶしながら飲み込む練習をしましょう。

●1/17(木)
今日は具だくさん汁から取り分けましょう。大人用に煮込んだ大根と人参を2〜3?o程度のみじん切りにしましょう。たんぱく源として戻して、野菜と同じ位のみじん切りにした高野豆腐を加えてあげてもよいですよ。高野豆腐は常温で保存がきき、離乳食を食べている赤ちゃんがいるご家庭に常備しておくと便利な食材です。中期は舌と上あごでつぶせるかたさが目安なので、しっかり煮て細かく刻みましょう。野菜の粒が口に残るときは、水溶き片栗粉でとろみをつけるとよいでしょう。一回の食事量の目安は、ご飯やたんぱく源(魚、肉、卵など)、野菜や果物を組み合わせて子ども茶碗の半分くらいまでが目安になります。

●1/18(金)
すきやきの焼き豆腐と白菜を2〜3?oのみじん切りにして、だし汁で軟らかく煮ましょう。中期に入ったばかりの赤ちゃんには固ゆで卵の卵黄をつぶしたものを加えてあげてもよいでしょう。調味料が使えるのは後期からです。初期や中期はだしや素材の旨味を大切にね。食材には調味料加えなくても実は塩分が含まれています。味付けしていないつもりでも、知らず知らずのうちに塩分をとっているのですよ。

●1/19(土)
あんかけ豆腐バーグのかぼちゃ、大根を2〜3?oのみじん切りにしましょう。調味料がなくても野菜とだし汁の旨味がたっぷりですよ。中期になると、しっかり唇を閉じ、舌を前後に加えて上下にも動かせるようになり、モグモグと咀嚼できるようになります。舌で食べ物を上あごに押しつけてつぶして食べるので、舌の動きに合わせて唇も左右に伸びたり縮んだりしているのが分かりますよ。

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