846.カミカミ期(9-11ヶ月)(01/01 22:37)


●1/7(月)
さけのタルタルソースのさけは塩こしょうをしないで小麦粉だけをまぶし、バターで焼いてあげましょう。さけにはよく火が通るように蒸し焼きにしてあげるとよいですよ。肉団子と水菜のあったかスープは野菜を5mm位に刻んでだし汁で煮てすまし汁にしましょう。とりわけこの時期からは食べられる食品の種類もグーンと広がってきますので、かなり大人のメニューから取り分けることができます。調理の際、味付けする前に取り出して赤ちゃん用に味付けすれば、1日3食の手間が省けるようになります。

●1/8(火)
今日はミックスビーンズとポテトのサラダをミルク煮にアレンジしてあげましょう。ミルクは普通に調乳したものでOKです。ゆでたじゃが芋もミックスビーンズも5mm位に刻んで使うようにしましょう。この時期から少しずつ好き嫌いが出てくるようになります。新しい味にも敏感になってくるので、食べないからといって諦めず、2〜3日後に別な味で試してみるようにしてみるとよいでしょう。

●1/9(水)
この時期の赤ちゃんは食べ物を舌で左右に動かし、歯ぐきでつぶしてから飲み込むようになります。よって調理形態は歯ぐきでつぶせるくらいの固さにしてあげましょう。初めは5〜6?o角に切ったカボチャを柔らかく茹でた程度の硬さ、後期の後半にはバナナの硬さが目安です。歯も生えてきていますが、まだ奥歯は生えていないので、固いものは噛み潰すことができません。気をつけてあげましょう。今日はきのこたっぷり水餃子鍋の野菜ときのこをとり分けて5mm位に刻んでからだし汁で煮込んであげましょう。味付けは少量のしょうゆを加える程度でOKです。

●1/10(木)
鶏肉と卵のこってり煮は生姜を除いて大根、ゆで卵、鶏肉を5mm程度のみじん切りにしてだし汁で煮込みましょう。生揚げとキャベツの炒め物は食材を5mm位のみじん切りにして軟らかく煮込んでから少量のケチャップを加え、ケチャップ煮にしてあげましょう。

●1/11(金)
この時期からはいよいよ1日3回食になります。食べさせる時間は朝、昼、夜の3回が適当です。今まで朝10時頃に与えていた場合は、徐々に時間をずらして大人と同じ時間に合わせるようにしましょう。夕食は家族といっしょに食べられるように調節していってあげると良いですね。大人用に煮込んだごろごろ野菜のビーフカレーの食材をいっしょに煮込んだ後で、カレールウを加える前にとり分け、5mm角位に刻みます。調乳した粉ミルクを加え、ミルク煮にしましょう。

●1/12(土)
なめこ豆腐は味付けを少量の砂糖としょうゆにし、大きさを5?o角くらいに刻んであげれば良いでしょう。おさかな天丼のさつま芋はスティック状に切ってから、軟らかく煮て添えてあげると、手づかみしやすい1品になります。今日のメニューには入っていませんが、麺類は赤ちゃんも食べやすい食材ですね。そうめんやうどんは初期から、日本そば、中華麺、パスタ類は後期から使うことができます。食事の回数が3回になると、メニューを考えることも大変になってきますね。ときどき麺のメニューも入れていくと良いですよ。

846/847

次の記事へ >
< 前の記事へ
一覧へ戻る

サイトTOP

Powered by
MT4i v2.11